(2025/09/16)
いちごホテルリート投資法人が、第20期(2025年7月期)決算を発表した。 第20期は、「ネストホテル博多駅前」と「スマイルホテル宮古島」を取得、「ネストホテル大阪心斎橋」を売却した。変動賃料の21物件のRevPER(客室当たり売上)は9,794円と前年同期比+14.4%となった。物件売却益の減少により、前期比58.4%減益となり、1口当たり分配金は4,207円となった。 期末のポートフォリオは30物件、資産規模(取得額合計)は700億円、有利子負債比率は45.5%。 第21期(2026年1月期)は、「ホテルエノエ富山」を取得、「コンフォートホテル鈴鹿」を売却する。変動賃料の21物件のRevPERは9,404円と前年同期比-4.4%となる想定。物件売却益の減少、スマイルホテル東京阿佐ヶ谷のリニューアル工事に伴う一時閉館の影響から、前期比9.7%減益を見込み、1口当たり分配金は3,797円となる見通し。 第22期(2026年7月期)は、変動賃料の21物件のRevPERが8,416円と前年同期比-14%となる想定。前期の物件売却益がなくなることや、「ネストホテル札幌大通」等4物件の改修工事に伴う一時閉館の影響により、前期予想比19.2%減益を見込み、1口当たり分配金は3,068円となる見通し。ネストホテル札幌大通等4物件はレジャー需要の拡大が期待できることから、契約更改に併せてリニューアル工事を実施しリブランド等を検討する。
第20期実績 | 第21期予想 | 前期比 | 第22期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 3,051百万円 | 2,977百万円 | ▲2.4% | 2,644百万円 | ▲11.2% |
当期利益 | 1,377百万円 | 1,243百万円 | ▲9.7% | 1,004百万円 | ▲19.2% |
1口当たり分配金 | 4,207円 | 3,797円 | ▲9.7% | 3,068円 | ▲19.2% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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