(2020/01/30)
いちごホテルリート投資法人が、沖縄のホテルを売却する。 物件は、那覇市中心部に位置する1975年竣工の宿泊特化型ホテル。2016年に取得した。売却額が鑑定価格に対して1.3倍、簿価に対して1.4倍である点、将来的な収益向上が限定的である一方、修繕費コストの増加が懸念される点等により、売却を決定した。売却額は52.85億円。これにより売却益12.6億円が発生する。 これに伴い第9期(2020年1月期)及び第10期(2020年7月期)業績予想を修正した。 第9期は、訪日韓国人の減少、自然災害、ホテルの新規供給増の影響を受け、変動賃料が減少する一方、上記物件売却益12.6億円計上により、9月に公表した業績予想に対し77%増益を見込み、1口当たり分配金は8,321円となる見通し。 第10期は、引き続き訪日韓国人の減少、ホテルの新規供給の影響により、前回予想比26%減益を見込み、1口当たり分配金は2,214円となる見通し。
<売却> | |||
物件名称 | ネストホテル那覇 | ||
所在地 | 沖縄県那覇市西 | ||
売却額 | 5,285百万円 | ||
簿価(売却時想定) | 3,788百万円 | ||
差額(売却額-簿価) | 1,497百万円 | ||
売却日 | 2020年1月31日 | ||
売却先 | 非開示 | ||
第9期予想 | (修正前) | 増減率 | |
営業収益 | 3,550百万円 | 2,383百万円 | 49.0% |
当期利益 | 2,121百万円 | 1,198百万円 | 77.0% |
1口当たり分配金 | 8,321円 | 4,700円 | 77.0% |
第10期予想 | (修正前) | 増減率 | |
営業収益 | 1,446百万円 | 1,789百万円 | ▲19.2% |
当期利益 | 564百万円 | 765百万円 | ▲26.3% |
1口当たり分配金 | 2,214円 | 3,001円 | ▲26.2% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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