(2023/03/17)
サムティ・レジデンシャル投資法人が、第15期(2023年1月期)決算を発表した。 第15期は、投資口の追加発行を行い「S-RESIDENCE京都竹田Dormitory」等、住宅19物件を取得した。またポートフォリオ全体の期中平均稼働率は96.4%と前期より0.5ポイント上昇。これらに伴い賃貸収入は増加したが、前期の物件売却益がなくなったことや融資関連費用の増加により、前期比5%減益。投資口数9%増により、1口当たり利益分配金は12.8%減。減価償却費の25.7%の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,753円となった。 期末のポートフォリオは178物件、資産規模(取得額合計)は1,626億円、有利子負債比率は49.7%。 第16期(2023年7月期)は、「S-FORT車道」を売却する。これにより売却益128百万円が発生するが、繁忙期に伴うリーシング費用や原状回復費の増加により、前期比2.1%減益を見込む。減価償却費の26.8%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,720円と前期比1.2%減となる見通し。 第17期(2024年1月期)は、前期の物件売却益がなくなるため、前期予想比4.8%減益を見込む。減価償却費の27.0%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,614円となる見通し。 引き続きメインスポンサーであるサムティのパイプラインを活用し、中期目標である資産規模2,000億円を目指す。
第15期実績 | 第16期予想 | 前期比 | 第17期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 5,460百万円 | 5,666百万円 | 3.8% | 5,461百万円 | ▲3.6% |
当期利益 | 2,029百万円 | 1,987百万円 | ▲2.1% | 1,892百万円 | ▲4.8% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
2,420円 | 2,369円 | ▲2.1% | 2,256円 | ▲4.8% |
1口当たり利益超過分配金 | 333円 | 351円 | 5.4% | 358円 | 2.0% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
2,753円 | 2,720円 | ▲1.2% | 2,614円 | ▲3.9% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
---|---|---|
2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
* 当サイトはJ-REIT(不動産投資信託)の情報提供を目的としており、投資勧誘を目的としておりません。 * 当サイトの情報には万全を期しておりますがその内容を保証するものではなくまた予告なしに内容が変わる(変更・削除)することがあります。 * 当サイトの情報については、利用者の責任の下に行うこととし、当社はこれに係わる一切の責任を負うものではありません。 * 当サイトに記載されている情報の著作権は当社に帰属します。当該情報の無断での使用(転用・複製等)を禁じます。