(2022/03/17)
サムティ・レジデンシャル投資法人が、第13期(2022年1月期)決算を発表した。 第13期は、公募と第三者割当による投資口の追加発行を行い「S-FORT警固タワー」等、27物件を取得した。期中平均稼働率は95.4%と前期より0.4ポイント低下した。新規物件の収益が寄与し前期比20.9%増益。投資口数が20.4%増加するも、1口当たり利益分配金は0.4%増。減価償却費の30.7%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,764円と前期比1.1%増となった。 期末のポートフォリオは159物件、資産規模(取得額合計)は1,463億円、有利子負債比率は49.7%。 第14期(2022年7月期)は、「S-FORT大正リヴィエール」等4物件を取得する一方、「S-FORT上小田井」等4物件を売却する。これによる賃貸収益の増加、物件売却益338百万円が寄与し、前期比16.6%増益を見込む。減価償却費の19.7%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,020円と前期比9.3%増となる見通し。 第15期(2023年1月期)は、前期に取得した物件が通期寄与するが、前期の物件売却益がなくなるため、前期予想比15.9%減益を見込む。減価償却費の26.5%の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,665円と前期予想比11.8%減となる見通し。 引き続き中期目標である資産規模2,000億円を目指す。
第13期実績 | 第14期予想 | 前期比 | 第15期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 4,842百万円 | 5,383百万円 | 11.2% | 4,985百万円 | ▲7.4% |
当期利益 | 1,832百万円 | 2,135百万円 | 16.5% | 1,796百万円 | ▲15.9% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
2,381円 | 2,774円 | 16.5% | 2,333円 | ▲15.9% |
1口当たり利益超過分配金 | 383円 | 246円 | ▲35.8% | 332円 | 35.0% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
2,764円 | 3,020円 | 9.3% | 2,665円 | ▲11.8% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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