(2019/03/15)
サムティ・レジデンシャル投資法人が、第7期(2019年1月期)決算を発表した。 第7期は、投資口の追加発行を行い「S-RESIDENCE新大阪Ridente」等11物件を取得する一方、「S-FORT住道」を売却した。 これによる賃貸収益の増加、物件売却益181百万円が寄与し、前期比30.7%増益。減価償却費の33.5%相当額を利益超過分配とし、投資口数が10.4%増加するも、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,076円と前期を14.7%上回った。 期末のポートフォリオは92物件、資産規模(取得額合計)は882億円、有利子負債比率は51.0%。 第8期(2019年7月期)は、物件入替えを行い「S-RESIDENCE葵」等5物件を取得する一方、「S-FORT山王」を売却する。 これによる賃貸収益の増加、物件売却益429百万円、消費税の還付により、前期比23.4%増益を見込む。減価償却費の35%相当額を利益超過分配とし、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,722円と前期を21%上回る見通し。 第9期(2020年1月期)は、前期の物件売却益や消費税還付がなくなるため、前期予想比32%減益を見込む。減価償却費の35%相当額を利益超過分配とし、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,672円と前期予想を28%下回る見通し。
第7期実績 | 第8期予想 | 前期比 | 第9期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 3,216百万円 | 3,649百万円 | 13.5% | 3,153百万円 | ▲13.6% |
当期利益 | 1,320百万円 | 1,630百万円 | 23.5% | 1,109百万円 | ▲32.0% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
2,620円 | 3,234円 | 23.4% | 2,200円 | ▲32.0% |
1口当たり利益超過分配金 | 456円 | 488円 | 7.0% | 472円 | ▲3.3% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
3,076円 | 3,722円 | 21.0% | 2,672円 | ▲28.2% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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