トーセイ・リート投資法人

J-REIT銘柄情報

3451 トーセイ・リート投資法人

トーセイ・リート投資法人が第11期決算、第三者割当増資を発表

(2020/06/15)

トーセイ・リート投資法人が、第11期(2020年4月期)決算を発表した。 第11期は、投資口の追加発行を行い「関内ワイズビル」等、オフィスビル2物件、住宅10物件を取得。これにより前期比22.6%増益。当初想定していた内部留保の取崩しを行わず、投資口数が18.9%増加するも、1口当たり分配金は3,696円と前期比0.6%増となった。 期末のポートフォリオは49物件、資産規模(取得額合計)は687億円、有利子負債比率は46.5%。 併せて、スポンサーであるトーセイを割当先とする第三者割当増資を発表した。発行口数は4,000口、1口当たり発行価額は6月12日終値である104,900円。発行後の投資口数は1.2%増の340,505口となる。調達額405百万円は短期借入金の期限前弁済に充当する。 これに伴いスポンサーのトーセイが投資口数9.12%を保有する筆頭投資主となる。スポンサーとのパイプラインを強化するとともに、有利子負債比率を46.8%から46.3%へ低減する。 第12期(2020年10月期)は、八王子トーセイビルを取得。前期に取得した物件の通期稼働が寄与する一方、新型コロナウイルスの影響から、店舗の賃料減免及び支払猶予要請の対応として、12.5百万円(賃貸収入全体の0.5%)の減収を想定。また固都税、水光熱費、支払利息等の増加により、前期比5.8%減益を見込む。内部留保より27百万円を取崩すが、投資口数の増加により、1口当たり分配金は3,520円と前期比4.8%減となる見通し。 第13期(2020年4月期)は、新型コロナウイルスの影響から13.8百万円の減収を想定するが、修繕費や融資関連費用の減少により、前期予想比0.7%増益を見込む。内部留保より19百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,520円と前期予想と同額となる見通し。 なお、収益変動リスクの抑制を目的とし、投資対象の比率を変更する予定。住宅の上限比率を50%から70%へ引き上げる一方、商業施設の上限を20%に設定、更に投資対象からホテルを除外する。

           
  第11期実績 第12期予想 前期比 第13期予想 前期比
営業収益 2,996百万円 3,040百万円 1.5% 3,009百万円 ▲1.0%
当期利益 1,243百万円 1,171百万円 ▲5.8% 1,179百万円 0.7%
分配金総額 1,243百万円 1,198百万円 ▲3.6% 1,198百万円 0.0%
1口当たり分配金 3,696円 3,520円 ▲4.8% 3,520円 0.0%

トーセイ・リート投資法人の記事を最新5件
2024/06/17
トーセイ・リート投資法人が第19期決算を発表、1口当たり実績分配金は3,682円
2024/01/19
トーセイ・リート投資法人がスポンサーを割当先とする第三者割当増資、ルート相模が丘の取得を発表
2023/12/27
トーセイ・リート投資法人がT's garden 西寺尾を取得
2023/12/15
トーセイ・リート投資法人が第18期決算を発表、1口当たり実績分配金は3,706円
2023/06/16
トーセイ・リート投資法人が第17期決算、トーセイを割当先とする第三者割当増資を発表
決算発表動画
物件取得価格ランキング
1 新宿三井ビルディング 1,700億円
2 飯田橋グラン・ブルーム 1,389億円
3 六本木ヒルズ森タワー 1,154億円
4 汐留ビルディング 1,069億円
5 東京汐留ビルディング 825億円
株価値上り率ランキング
1 日本プロロジス +1.86%
2 大和ハウスリート +1.82%
3 CREロジ +1.77%
* 当サイトはJ-REIT(不動産投資信託)の情報提供を目的としており、投資勧誘を目的としておりません。
* 当サイトの情報には万全を期しておりますがその内容を保証するものではなくまた予告なしに内容が変わる(変更・削除)することがあります。
* 当サイトの情報については、利用者の責任の下に行うこととし、当社はこれに係わる一切の責任を負うものではありません。
* 当サイトに記載されている情報の著作権は当社に帰属します。当該情報の無断での使用(転用・複製等)を禁じます。