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(2025/06/17)
トーセイ・リート投資法人が、第21期（2025年4月期）決算を発表した。 第21期における物件取得はなし。支払利息が増加したが、稼働率改善及び賃料上昇による賃貸収入の増加が上回り、前期比1.4％増益。想定していた内部留保の取崩しを行わず、1口当たり分配金は3,812円と前期比1.4％増となった。 期末のポートフォリオは62物件、資産規模（取得額合計）は827億円、有利子負債比率は47.6％。 第22期（2025年10月期）は、稼働率を保守的に見積もり、また支払利息の増加を想定し、前期比3.4％減益を見込む。内部留保より22百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,740円と前期比1.9％減となる見通し。 第23期（2026年4月期）は、賃貸収入が増加するが、引き続き支払利息の増加により、前期予想比0.3％減益を見込む。内部留保より25百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,740円と前期予想と同額となる見通し。
| 第21期実績 | 第22期予想 | 前期比 | 第23期予想 | 前期比 | |
| 営業収益 | 3,693百万円 | 3,674百万円 | ▲0.5% | 3,678百万円 | 0.1% |
| 当期利益 | 1,435百万円 | 1,385百万円 | ▲3.5% | 1,381百万円 | ▲0.3% |
| 分配金総額 | 1,435百万円 | 1,407百万円 | ▲2.0% | 1,406百万円 | ▲0.1% |
| 1口当たり分配金 | 3,812円 | 3,740円 | ▲1.9% | 3,740円 | 0.0% |
| 1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
|---|---|---|
| 2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
| 3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
| 4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
| 5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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