(2018/12/17)
トーセイ・リート投資法人が、第8期(2018年10月期)決算を発表した。 第8期における物件取得はなし。賃料増額改定により増収となる一方、固都税や修繕費の増加により、前期比2.8%減益、1口当たり分配金は3,435円となった。 期末のポートフォリオは31物件、資産規模(取得額合計)は459億円、有利子負債比率は46.6%。 第9期(2019年4月期)は、投資口の追加発行を行い「NU関内ビル」等6物件を取得する一方、「マーランドファイブ」を売却。これによる賃貸収益の増加、物件売却益284百万円が寄与し、前期比45.4%増益を見込む。79百万円を内部留保し、投資口数が20.7%増加するも、1口当たり分配金は3,850円と前期を12%上回る見通し。 第10期(2019年10月期)は、前期の物件売却益がなくなるため、前期予想比19.2%減益を見込む。内部留保より26百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,430円となる見通し。
第8期実績 | 第9期予想 | 前期比 | 第10期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 2,051百万円 | 2,656百万円 | 29.5% | 2,383百万円 | ▲10.3% |
当期利益 | 805百万円 | 1,170百万円 | 45.3% | 946百万円 | ▲19.1% |
分配金総額 | 805百万円 | 1,091百万円 | 35.5% | 972百万円 | ▲10.9% |
1口当たり分配金 | 3,435円 | 3,850円 | 12.1% | 3,430円 | ▲10.9% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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