(2017/06/15)
トーセイ・リート投資法人が、第5期(平成29年4月期)決算を発表した。 第5期は、投資口の追加発行を行い「JPT元町ビル」等5物件を取得。これによる賃貸収益の寄与、また既存物件の稼働率上昇により、前期比21.2%。投資口数が13.8%増加するも、1口当たり分配金は3,592円と前期を6.6%上回った。 期末のポートフォリオは23物件、資産規模(取得額合計)は361億円、有利子負債比率は46.4%。 第6期(平成29年10月期)は、賃貸収入及び解約違約金収入の減少、水光熱費及び固都税の増加により、前期比9.1%減益を見込み、1口当たり分配金は3,259円となる見通し。 第7期(平成30年4月期)は、賃貸収入の減少を織り込み、前期予想比1.8%減益を見込み、1口当たり分配金は3,202円となる見通し。 併せて、スポンサーであるトーセイよりレジデンス2物件の優先交渉権を取得。これにより優先交渉権を保有する物件は5物件となる。これらを活用し、中期目標である2014年11月上場後3年間で資産規模500億円を目指す。
第5期実績 | 第6期予想 | 前期比 | 第7期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 1,616百万円 | 1,590百万円 | ▲1.6% | 1,560百万円 | ▲1.9% |
当期利益 | 657百万円 | 597百万円 | ▲9.1% | 586百万円 | ▲1.8% |
1口当たり分配金 | 3,592円 | 3,259円 | ▲9.3% | 3,202円 | ▲1.7% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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