(2022/08/16)
日本リート投資法人が、第20期(2022年6月期)決算を発表した。 第20期は、匿名組合出資持分を取得する一方、「サンワールドビル」を売却した。オフィスの期末賃料稼働率は94.3%と前期より1.0ポイント低下した。物件売却益が前期より大きく減少したため、前期比25.6%減益となり、1口当たり分配金は8,825円となった。 期末のポートフォリオは106物件、資産規模(取得額合計)は2,547億円、有利子負債比率は48.2%。 第21期(2022年12月期)は、オフィスの期末賃料稼働率は95.0%と前期より0.7ポイント改善する想定。前期の物件売却益がなくなることや、水道光熱費、修繕費、支払利息等の増加により、前期比6.4%減益を見込み、1口当たり分配金は8,259円となる見通し。 第22期(2023年6月期)は、オフィスの期末賃料稼働率は96.2%と前期予想より1.2ポイント改善する想定。これにより賃貸収入は増加するが、水道光熱費やリーシング費用の増加により、当期利益は前期予想と同水準を見込み、1口当たり分配金は8,260円となる見通し。
第20期実績 | 第21期予想 | 前期比 | 第22期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 8,534百万円 | 8,434百万円 | ▲1.2% | 8,538百万円 | 1.2% |
当期利益 | 3,970百万円 | 3,716百万円 | ▲6.4% | 3,716百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 8,825円 | 8,259円 | ▲6.4% | 8,260円 | 0.0% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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