(2017/02/16)
日本リート投資法人が、第9期(平成28年12月期)決算を発表した。 第9期における物件取得はなし。稼働率の上昇や賃料増額改定により前期比3.8%増益、1口当たり分配金は7,800円となった。 期末のポートフォリオは65物件、資産規模(取得額合計)2,048億円、有利子負債比率は45.7%。 第10期(平成29年6月期)は、フリーレントの終了等により前期比2.7%増益を見込み、1口当たり分配金は8,005円となる見通し。 続く第11期(平成29年12月期)は、季節要因に伴う水光熱収入が増加する一方、支払利息の増加により、1口当たり分配金は8,006円と前期予想と同水準を見込む。 従来とおり、NOI利回り4.5%(償却後利回り4.0%)を取得の目線とし、2018年~2020年を目処に資産規模3,000億円を中期的な目標と掲げる。
第9期実績 | 第10期予想 | 前期比 | 第11期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 6,836百万円 | 6,915百万円 | 1.2% | 6,965百万円 | 0.7% |
当期利益 | 3,054百万円 | 3,136百万円 | 2.7% | 3,136百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 7,800円 | 8,005円 | 2.6% | 8,006円 | 0.0% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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