(2019/09/09)
ヒューリックリート投資法人が、投資口の追加発行を行う。公募増資は1年ぶり。 発行口数は58,000口、オーバーアロットメントによる売出口数は3,000口。 これにより発行後の投資口数は4.9%増の1,312,000口となる予定。 調達額は108億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金とする。 取得する物件は、「ヒューリック銀座7丁目ビル」の追加持分と、都内の有料老人ホーム2物件の計3物件。いずれもスポンサーであるヒューリックから取得する。3物件の取得額は計110億円。 これに伴い業績予想を修正。 第11期(2019年8月期)は、6月に取得した2物件の収益が寄与し、4月に公表した業績予想に対し1.5%増益を見込み、1口当たり分配金は3,460円となる見通し。 第12期(2020年2月期)は、上記の公募増資、3物件取得が寄与し、前回予想比6.4%増益を見込む。投資口数が増加するも、1口当たり分配金は3,460円と1.5%増となる見通し。 また第13期(2020年8月期)業績予想を公表。1口当たり分配金は3,460円と前期予想と同額を見込む。 なお、第12期末及び第13期末の有利子負債比率は43%程度の見通し。
<取得> | ||||
物件名称 | 所在地 | 取得金額 | 還元利回り | 売主 |
ヒューリック銀座7丁目ビル(追加) | 東京都中央区 | 4,480百万円 | 3.30% | ヒューリック(株) |
チャームスイート新宿戸山 | 東京都新宿区 | 3,323百万円 | 4.10% | ヒューリック(株) |
チャームスイート石神井公園 | 東京都練馬区 | 3,200百万円 | 4.40% | ヒューリック(株) |
合計 | 11,003百万円 | |||
第11期予想 | (修正前) | 増減率 | ||
営業収益 | 9,118百万円 | 9,019百万円 | 1.1% | |
当期利益 | 4,329百万円 | 4,266百万円 | 1.5% | |
1口当たり分配金 | 3,460円 | 3,410円 | 1.5% | |
第12期予想 | (修正前) | 増減率 | ||
営業収益 | 9,453百万円 | 8,969百万円 | 5.4% | |
当期利益 | 4,540百万円 | 4,266百万円 | 6.4% | |
1口当たり分配金 | 3,460円 | 3,410円 | 1.5% | |
第13期予想 | (第12期予想) | 増減率 | ||
営業収益 | 9,504百万円 | 9,453百万円 | 0.5% | |
当期利益 | 4,540百万円 | 4,540百万円 | 0.0% | |
1口当たり分配金 | 3,460円 | 3,460円 | 0.0% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
---|---|---|
2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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