(2018/04/12)
ヒューリックリート投資法人が、第8期(平成30年2月期)決算を発表した。 第8期は、投資口の追加発行を行い「相鉄フレッサイン東京六本木」等3物件を取得する一方、「リーフみなとみらい」の共有持分55%、「笹塚サウスビル」を売却。これによる賃貸収益の増加、物件売却益722百万円が寄与し、前期比19.4%増益。投資口数が6.2%増加するも、1口当たり分配金は3,797円と前期を12.4%上回った。 期末のポートフォリオは44物件、資産規模(取得額合計)は2,564億円、有利子負債比率は42.1%。 第9期(平成30年8月期)は「ヒューリック銀座7丁目ビル」を取得する一方、「リーフみなとみらい」の共有持分30%を売却予定。これにより賃貸収益は増加するが、物件売却益が388百万円と減少するため、前期比6%減益を見込み、1口当たり分配金は3,570円となる見通し。 第10期(平成31年2月期)は「リーフみなとみらい」の共有持分15%を売却予定。資産運用報酬が減少する一方、賃貸収益や物件売却益の減少により、前期予想比4.8%減益を見込み、1口当たり分配金は3,400円となる見通し。 なお、第9期及び第10期末における有利子負債比率は42%程度を見込む。
第8期実績 | 第9期予想 | 前期比 | 第10期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 8,183百万円 | 7,976百万円 | ▲2.5% | 7,729百万円 | ▲3.1% |
当期利益 | 4,214百万円 | 3,963百万円 | ▲6.0% | 3,774百万円 | ▲4.8% |
1口当たり分配金 | 3,797円 | 3,570円 | ▲6.0% | 3,400円 | ▲4.8% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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