(2020/01/17)
日本プロロジスリート投資法人が、第14期(2019年11月期)決算を発表した。 第14期は、投資口の追加発行を行い「プロロジスパーク京田辺」等、物流施設4物件を取得。これにより前期比8.4%増益。減価償却費の28.5%相当額の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は4,575円と、投資口数が7.5%増加するも、前期比1.6%増となった。 期末のポートフォリオは46物件、資産規模(取得額合計)は6,413億円、有利子負債比率は37.8%。 併せて投資口の追加発行を行うことを発表した。公募増資は2期連続。 発行口数は111,140口、オーバーアロットメントによる売出口数は5,560口。これにより発行後の投資口数は5%増の2,465,850口となる予定。 調達額は約307億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金とする。 取得する物件は、「プロロジスパーク千葉1」「MFLPプロロジスパーク川越」「プロロジスパークつくば1-B」の3物件、取得額は計593億円。これにより取得後の資産規模は9.2%増の7,006億円となり、有利子負債比率は37.9%を見込む。 第15期(2020年5月期)は、これら3物件の収益が寄与し、前期比2.4%増益を見込む。利益超過分配を減価償却費の32.1%相当額と一時的に増額し、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は4,572円となる見通し。 第16期(2020年11月期)は、3物件の通期稼働により、前期予想比6.4%増益を見込む。減価償却費の28.5%相当額の利益超過分配を行い、1口当たり分配金は4,760円となる見通し。
第14期実績 | 第15期予想 | 前期比 | 第16期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 21,680百万円 | 22,535百万円 | 3.9% | 23,657百万円 | 5.0% |
当期利益 | 9,323百万円 | 9,550百万円 | 2.4% | 10,160百万円 | 6.4% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
3,969円 | 3,874円 | ▲2.4% | 4,120円 | 6.4% |
1口当たり利益超過分配金 | 606円 | 698円 | 15.2% | 640円 | ▲8.3% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
4,575円 | 4,572円 | ▲0.1% | 4,760円 | 4.1% |
<取得> | |||||
物件名称 | 所在地 | 取得金額 | 還元利回り | 売主 | |
プロロジスパーク千葉1 | 千葉県千葉市 | 31,000百万円 | 4.40% | 白馬特定目的会社 | |
MFLPプロロジスパーク川越 | 埼玉県川越市 | 14,800百万円 | 4.30% | 乗鞍特定目的会社 | |
プロロジスパークつくば1-B | 茨城県つくば市 | 13,500百万円 | 4.60% | 筑波特定目的会社 | |
合計 | 59,300百万円 |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
---|---|---|
2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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