(2025/07/17)
日本プロロジスリート投資法人が、第25期(2025年5月期)決算を発表した。 第25期は、「プロロジスパーク八千代1」を取得、更に日本ロジスティクスファンド投資法人と5期分割の物件交換を開始し、「プロロジスパーク市川2」の一部を取得、「プロロジスパーク北名古屋」の一部を売却した。これによる賃貸収益の増加、物件交換差益2,596百万円が寄与し、前期比23%増益。交換差益計上に伴い利益超過分配を減額する一方、自己投資口の消却に伴い投資口数が1.5%減少し、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は5,812円と前期比11.7%増となった。 期末のポートフォリオは61物件、資産規模(取得額合計)は9,602億円、有利子負債比率は40.4%。 第26期(2025年11月期)は、「プロロジスパーク市川2」の一部を追加取得、「プロロジスパーク北名古屋」の残りを追加売却する。これによる交換差益2,575百万円を計上するが、支払利息等の増加により、前期比2.1%減益を見込む。減価償却費の11%の利益超過分配を行い、また投資口3分割により、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は1,900円(分割前換算5,700円)となる見通し。 第27期(2026年5月期)は、「プロロジスパーク市川2」の一部を追加取得、「プロロジスパーク船橋5」の一部を売却する。これによる交換差益1,920百万円を計上するが、交換差益の減少、水道光熱費収入等の減少により、前期予想比5.3%減益を見込む。利益超過分配金を減価償却費の21.7%に増額し、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は1,901円と前期予想の水準となる見通し。 引き続き1口当たり巡航分配金年平均+3%の成長や自己投資口の取得等により、物件交換終了後の第30期(2027年11月期)に1,900円(分割前換算5,700円)の中期目標を目指す。
第25期実績 | 第26期予想 | 前期比 | 第27期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 34,557百万円 | 35,121百万円 | 1.6% | 33,943百万円 | ▲3.4% |
当期利益 | 15,439百万円 | 15,111百万円 | ▲2.1% | 14,316百万円 | ▲5.3% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
5,521円 | 1,801円 | - | 1,707円 | ▲5.2% |
1口当たり利益超過分配金 | 291円 | 99円 | - | 194円 | 96.0% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
5,812円 | 1,900円 | - | 1,901円 | 0.1% |
※第26期より投資口3分割 |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
---|---|---|
2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
1 | 日本ホテル&レジデンシャル | +0.92% |
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2 | 大和証券オフィス | +0.45% |
3 | イオンリート | +0.31% |
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