(2018/07/17)
日本プロロジスリート投資法人が、第11期(2018年5月期)決算を発表した。 第11期は、3期連続となる投資口の追加発行を行い「プロロジスパーク吉見」等3物件を取得。これにより賃貸収益が増加する一方、前期の物件売却益がなくなったため、前期比15.9%減益。増資による分配金の希薄化を回避するため、利益超過分配を減価償却費の36.3%に増額し、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は4,373円となった。 期末のポートフォリオは40物件、資産規模(取得額合計)は5,603億円、有利子負債比率は36.4%。 第12期(2018年11月期)は「プロロジスパーク古河3」を取得予定。前期に取得した物件の通期稼働等により前期比6.1%増益を見込む。利益超過分配は、減価償却費の28.5%相当額より一時的に発生した損益173百万円を減額する結果、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は4,400円と前期を0.6%上回る見通し。 第13期(2019年5月期)は「プロロジスパークつくば1-A」を取得予定。これによる賃貸収入が寄与する一方、固都税の増加により、前期比1.9%減益を見込む。減価償却費の28.5%を利益超過分配とし、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は4,431円となる見通し。
第11期実績 | 第12期予想 | 前期比 | 第13期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 18,435百万円 | 19,542百万円 | 6.0% | 19,597百万円 | 0.3% |
当期利益 | 8,075百万円 | 8,566百万円 | 6.1% | 8,404百万円 | ▲1.9% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
3,694円 | 3,919円 | 6.1% | 3,845円 | ▲1.9% |
1口当たり利益超過分配金 | 679円 | 481円 | ▲29.2% | 586円 | 21.8% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
4,373円 | 4,400円 | 0.6% | 4,431円 | 0.7% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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