(2018/02/26)
日本プロロジスリート投資法人が、投資口の追加発行を行う。公募増資は3期連続。 発行口数は122,860口、オーバーアロットメントによる売出口数は6,140口。これにより発行後の投資口数は6.3%増の2,185,950口となる予定。 調達額は約285億円を見込み、併せて発表した物件の取得に伴う借入金返済の一部に充当する。 取得する物件は、プロロジスが開発した首都圏の物流施設5物件、取得額は計619億円。うち2物件は未竣工のため、竣工後の10月及び12月に取得する予定。5物件取得後のポートフォリオ全体の規模は12%増の5,786億円となる。 これに伴い、第11期(平成30年5月期)業績予想を修正。3物件取得により、1月に公表した業績予想に対し2.4%増益を見込む。投資口数の増加により、1口当たり利益分配金は3.6%減少するが、利益超過分配金を増額し、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は4,299円と変わらない見通し。増資後の有利子負債比率は37.5%と、増資前の36.9%から上昇する見込み。 第12期(平成30年11月期)は、上記物件うち「プロロジスパーク古河3」を取得予定。前期に取得する物件の通期稼働も寄与し、前回予想比7.5%増益を見込み、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は4,336円と1.4%上回る見通し。
<取得> | ||||
物件名称 | 所在地 | 取得金額 | 還元利回り | 売主 |
プロロジスパーク市川3 | 千葉県市川市 | 17,000百万円 | 4.00% | 市川3特定目的会社 |
プロロジスパーク成田1-D | 千葉県成田市 | 5,260百万円 | 4.90% | プロロジス成田1有限会社 |
プロロジスパーク吉見 | 埼玉県比企郡 | 21,300百万円 | 4.60% | 穂高特定目的会社 |
プロロジスパーク古河3 | 茨城県古河市 | 5,440百万円 | 4.80% | 月山特定目的会社 |
プロロジスパークつくば1-A | 茨城県つくば市 | 12,900百万円 | 4.70% | 筑波特定目的会社 |
合計 | 61,900百万円 | |||
第11期予想 | (修正前) | 増減率 | ||
営業収益 | 18,279百万円 | 17,667百万円 | 3.5% | |
当期利益 | 7,912百万円 | 7,728百万円 | 2.4% | |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
3,620円 | 3,757円 | ▲3.6% | |
1口当たり利益超過分配金 | 679円 | 542円 | 25.3% | |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
4,299円 | 4,299円 | 0.0% | |
第12期予想 | (修正前) | 増減率 | ||
営業収益 | 19,085百万円 | 17,785百万円 | 7.3% | |
当期利益 | 8,256百万円 | 7,678百万円 | 7.5% | |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
3,777円 | 3,733円 | 1.2% | |
1口当たり利益超過分配金 | 559円 | 544円 | 2.8% | |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
4,336円 | 4,277円 | 1.4% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
---|---|---|
2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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