(2016/12/05)
日本プロロジスリート投資法人が、投資口の追加発行を行う。発行口数は61,330口、オーバーアロットメントによる売出口数は3,070口。これにより発行後の投資口数は3.5%増の1,906,350口となる予定。調達額は約137億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金に充当する。 新たに取得する物件は「プロロジスパーク神戸2」等3物件。3物件の取得額は計306.2億円。これによりポートフォリオ全体の規模は6.8%増の4,778億円となる。 これらに伴い、第9期(平成29年5月期)業績予想を修正。3物件の収益が寄与し、7月に公表した業績予想に対し3.8%増益を見込む。投資口数が増加するも、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は4,150円と0.8%上回る見通し。 併せて第10期(平成29年11月期)業績予想を発表。前期予想比0.4%増益を見込み、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は4,165円となる見通し。 なお、増資及び物件取得後の有利子負債比率は39.1%と、第7期(平成28年5月期)末の38.5%より上回る見通し。
<取得> | ||||
物件名称 | 所在地 | 取得金額 | 還元利回り | 売主 |
プロロジスパーク成田3 | 千葉県山武郡 | 9,240百万円 | 5.00% | 成田3特定目的会社 |
プロロジスパーク古河1 | 茨城県古河市 | 7,680百万円 | 5.00% | 月山特定目的会社 |
プロロジスパーク神戸2 | 兵庫県神戸市 | 13,700百万円 | 5.00% | 神戸特定目的会社 |
合計 | 30,620百万円 | |||
第9期予想 | (修正前) | 増減率 | ||
営業収益 | 16,563百万円 | 15,623百万円 | 6.0% | |
当期利益 | 6,885百万円 | 6,633百万円 | 3.8% | |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
3,612円 | 3,601円 | 0.3% | |
1口当たり利益超過分配金 | 538円 | 516円 | 4.3% | |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
4,150円 | 4,117円 | 0.8% | |
第10期予想 | (第9期予想) | 増減率 | ||
営業収益 | 16,692百万円 | 16,563百万円 | 0.8% | |
当期利益 | 6,911百万円 | 6,885百万円 | 0.4% | |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
3,625円 | 3,612円 | 0.4% | |
1口当たり利益超過分配金 | 540円 | 538円 | 0.4% | |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
4,165円 | 4,150円 | 0.4% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
---|---|---|
2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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