(2019/11/29)
アクティビア・プロパティーズ投資法人が、スポンサーである東急不動産グループと物件入替えを行う。 取得する「恵比寿プライムスクエア」は、JR恵比寿駅より徒歩6分に位置する、1997年竣工、22階建のオフィスビル。共有持分の51%を取得する。取得額は307億円。残共有持分49%はインベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人が運用している。 売却する「A-PLACE新橋駅前」は、JR山手線新橋駅より徒歩1分に位置する、2008年竣工のオフィス・商業の複合ビル。ヤマダ電機が2018年に退去後、マルチテナント化のリニューアル工事を実施したが、貸室面積の減少により収益が低下し、含み損となっていた。そのため恵比寿プライムスクエアと入替えることで、売却を決定した。売却額は210億円。 これに伴い、第17期(2020年5月期)業績予想を修正。恵比寿プライムスクエアの賃貸収益、A-PLACE新橋駅前の売却益158百万円が寄与し、7月に公表した業績予想に対し1.9%増益を見込み、1口当たり分配金は9,880円となる見通し。 併せて第18期(2020年11月期)業績予想を発表。物件売却益がなくなるが、物件入替えによる賃貸収益増加により、前期予想比0.5%増益を見込み、1口当たり分配金は9,930円となる見通し。 なお、有利子負債比率は第17期末及び第18期末ともに46.6%を見込む。
<取得> | |||
物件名称 | 恵比寿プライムスクエア(準共有持分51%) | ||
所在地 | 東京都渋谷区広尾 | ||
取得金額 | 30,700百万円 | ||
想定NOI利回り | 3.7% | ||
還元利回り | 3.4% | ||
竣工時期 | 1997年1月31日 | ||
取得日 | 2020年1月10日 | ||
売主 | 合同会社ルージュ | ||
<売却> | |||
物件名称 | A-PLACE新橋駅前 | ||
所在地 | 東京都港区新橋 | ||
売却額 | 21,000百万円 | ||
簿価(売却時想定) | 20,824百万円 | ||
差額(売却額-簿価) | 176百万円 | ||
売却日 | 2020年3月19日 | ||
売却先 | 合同会社アスナロ | ||
第17期予想 | (修正前) | 増減率 | |
営業収益 | 15,628百万円 | 14,883百万円 | 5.0% |
当期利益 | 7,620百万円 | 7,481百万円 | 1.9% |
1口当たり分配金 | 9,880円 | 9,700円 | 1.9% |
第18期予想 | (第17期予想) | 増減率 | |
営業収益 | 15,822百万円 | 15,628百万円 | 1.2% |
当期利益 | 7,658百万円 | 7,620百万円 | 0.5% |
1口当たり分配金 | 9,930円 | 9,880円 | 0.5% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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