(2017/07/12)
アクティビア・プロパティーズ投資法人が、第11期(平成29年5月期)決算を発表した。 第11期は、投資口の追加発行を行い「汐留ビルディング」等5物件を取得。これによる賃貸収益や既存物件の賃料増額改定が寄与し、前期比13.7%増益。投資口数が10.9%増加するも、1口当たり分配金は9,248円と前期を2.5%上回った。 期末のポートフォリオは39物件、資産規模(取得額合計)は4,079億円、有利子負債比率は46.0%。なお、私募REITを含め東急不動産をスポンサーとする3投資法人の資産運用会社が統合し、東急不動産リート・マネジメントとして新体制が発足した。 第12期(平成29年11月期)は、固都税や修繕費が増加する一方、前期に取得した物件の通期稼働やホテルの歩合賃料の増加により、前期比0.1%増益を見込み、1口当たり分配金は9,255円となる見通し。 第13期(平成30年5月期)は、ホテル歩合賃料が減少する一方、既存物件の賃料増加や修繕費の減少により、前期予想比0.1%増益を見込み、1口当たり分配金は9,260円となる見通し。 なお、投資比率5%を占める新橋プレイスは、一棟貸しテナントであるヤマダ電機が2018年5月退去予定。退去後は商業施設、オフィスビル、複合施設いずれかによる継続保有、または売却等、様々な選択肢から検討する。
第11期実績 | 第12期予想 | 前期比 | 第13期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 12,107百万円 | 12,670百万円 | 4.7% | 12,481百万円 | ▲1.5% |
当期利益 | 6,151百万円 | 6,156百万円 | 0.1% | 6,160百万円 | 0.1% |
1口当たり分配金 | 9,248円 | 9,255円 | 0.1% | 9,260円 | 0.1% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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