(2017/01/17)
アクティビア・プロパティーズ投資法人が、第10期(平成28年11月期)決算を発表した。 第10期は「梅田ゲートタワー」等3物件を取得。これによる賃貸収益の増加や、オフィスビルの賃料増額改定、ホテルの売上歩合賃料の増加が寄与し、前期比4.1%増益、1口当たり分配金は9,021円となった。 期末のポートフォリオは35物件、資産規模(取得額合計)は3,568億円、有利子負債比率は47.7%。 第11期(平成29年5月期)は、投資口の追加発行を行い「汐留ビルディング」等4物件を取得。これにより前期比12.1%増益を見込み、投資口数が10.9%増加するも、1口当たり分配金は9,116円と前期を1.1%上回る見通し。 第12期(平成29年11月期)は、修繕費や固都税が増加する一方、ホテルの歩合賃料の増加やオフィスビルの賃料増額改定により、前期予想比0.6%増益を見込み、1口当たり分配金は9,167円となる見通し。有利子負債比率は、第11期末及び第12期末ともに44%程度に低下する見込み。
第10期実績 | 第11期予想 | 前期比 | 第12期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 10,917百万円 | 11,905百万円 | 9.1% | 12,242百万円 | 2.8% |
当期利益 | 5,409百万円 | 6,064百万円 | 12.1% | 6,098百万円 | 0.6% |
1口当たり分配金 | 9,021円 | 9,116円 | 1.1% | 9,167円 | 0.6% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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