(2015/07/15)
野村不動産レジデンシャル投資法人(NRF)が、第17期(平成27年5月期)決算を発表した。第17期は、レジデンス3棟を取得する一方、5棟を売却した。営業利益ベースでは前期比0.1%増益となるも、融資手数料の増加等により前期比0.3%減益。内部留保を行わずに1口当たり分配金は11,642円と前期を0.4%上回った。期末のポートフォリオは148棟、資産規模(取得額計)は1,638億円、有利子負債比率は53.8%。第18期(平成27年11月期)は期初にレジデンス2棟を売却済み。野村不動産マスターファンド投資法人、野村不動産オフィスファンド投資法人と合併し、10月に投資法人を新設する予定。合併が成立した場合、NRFの投資口1口に対し、新投資法人の投資口4.45口を割り当てる。これに伴い、NRFの第18期運用期間は9月末までの4ヶ月間となり、分配金見合いとして合併交付金が新投資法人より支払われる予定。
第17期実績 | 第18期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 5,678百万円 | 5,482百万円 | ▲3.5% |
当期利益 | 1,872百万円 | 1,865百万円 | ▲0.4% |
1口当たり分配金 | 11,642円 | 11,600円 | ▲0.4% |
※第18期業績予想は、合併公表以前の前提条件に基づく |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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