(2020/06/18)
スターツプロシード投資法人が、第29期(2020年4月期)決算を発表した。 第29期は「ザ・パークハビオ横浜山手」を取得、「プロシード北堀江」を売却した。既存物件の稼働率上昇や物件売却益549百万円が寄与し、前期比46%増益。物件売却益のうち400百万円を内部留保とするも、1口当たり分配金は5,059円と前期比11.4%増となった。 期末のポートフォリオは106物件、資産規模(取得額合計)は878億円、有利子負債比率は50.6%。 第30期(2020年10月期)は「プロシード門前仲町」等3物件を取得、「プロシード京橋」等2物件を売却。物件売却益の減少により、前期比18.3%減益を見込むが、1口当たり分配金は5,420円と、内部留保を行った前期に対し7.1%増となる見通し。 第31期(2021年4月期)は、物件売却益がなくなるため、前期予想比16.4%減益を見込み、1口当たり分配金は4,530円となる見通し。 今後の重点的な施策として、郊外の小規模及び築古物件の売却し、スポンサーの開発物件を取得する物件入替え、余剰資金を活用した自己投資口の取得を推進していく構え。
第29期実績 | 第30期予想 | 前期比 | 第31期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 3,665百万円 | 3,348百万円 | ▲8.6% | 3,155百万円 | ▲5.8% |
当期利益 | 1,683百万円 | 1,375百万円 | ▲18.3% | 1,149百万円 | ▲16.4% |
分配金総額 | 1,283百万円 | 1,375百万円 | 7.2% | 1,149百万円 | ▲16.4% |
1口当たり分配金 | 5,059円 | 5,420円 | 7.1% | 4,530円 | ▲16.4% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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