(2017/12/15)
スターツプロシード投資法人が、第24期(平成29年10月期)決算を発表した。 第24期は「プロシード大濠公園」等レジデンス7物件を売却。これにより売却益220百万円が寄与し、前期比13.9%増益。99百万円を内部留保するが、1口当たり分配金は4,624円と前期を5.2%上回った。 期末のポートフォリオは104物件、資産規模(取得額合計)は804億円、有利子負債比率は48.9%。 第25期(平成30年4月期)は「プロシード錦糸町」等5物件を取得する一方、「プロシード箱崎宮Ⅱ」等3物件を売却。賃貸収入は増加するが、物件売却益が減少するため、前期比7.6%減益を見込む。内部留保を行わず、1口当たり分配金は4,630円と前期を0.1%上回る見通し。 第26期(平成30年10月期)は、物件売却益がなくなることや非繁忙期であるため、前期予想比6.7%減益を見込み、1口当たり分配金は4,320円となる見通し。 資産規模1,000億円の早期達成を目指し、スポンサーであるスターツグループとの連携を強化し、ホテルやサービスアパートメント、高齢者施設の組入れも検討する。
第24期実績 | 第25期予想 | 前期比 | 第26期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 3,173百万円 | 3,136百万円 | ▲1.2% | 3,046百万円 | ▲2.9% |
当期利益 | 1,286百万円 | 1,188百万円 | ▲7.6% | 1,109百万円 | ▲6.6% |
分配金総額 | 1,187百万円 | 1,188百万円 | 0.1% | 1,109百万円 | ▲6.6% |
1口当たり分配金 | 4,624円 | 4,630円 | 0.1% | 4,320円 | ▲6.7% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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