(2017/05/12)
積水ハウス・SI レジデンシャル投資法人が、第23期(平成29年3月期)決算を発表した。 第23期は、投資口の追加発行を行い「プライムメゾン白金高輪」等3物件を取得する一方、「エスティメゾン八千代緑が丘」を売却。これによる賃貸収益の増加や物件売却益32百万円、資産運用報酬の減少等により、前期比14.1%増益。物件売却益を内部留保し、投資口数が8.6%増加するも、1口当たり分配金は2,234円と前期を4.1%上回った。 期末のポートフォリオは113物件、資産規模(取得額合計)は2,069億円、有利子負債比率は50.3%。 第24期(平成29年9月期)は、前期の物件売却益がなくなることや固都税の増加により、前期比2.8%減益を見込み、1口当たり分配金は2,200円となる見通し。 第25期(平成30年3月期)は、季節変動に伴う一時金収入の増加により、前期予想比0.9%増益を見込み、1口当たり分配金は2,220円となる見通し。巡航ベースの1口当たり分配金2,200円台となり、次の目標として2,300円台を目指す。 なお、スポンサーの1社であったスプリング・インベストメントが、3月に資産運用会社の株式25%を積水ハウスに売却した。これにより積水ハウスが単独スポンサーとなり、6月開催予定の投資主総会を経て投資法人の名称を「積水ハウス・レジデンシャル投資法人」に変更する予定。
第23期実績 | 第24期予想 | 前期比 | 第25期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 6,919百万円 | 6,896百万円 | ▲0.3% | 6,938百万円 | 0.6% |
当期利益 | 2,501百万円 | 2,432百万円 | ▲2.8% | 2,454百万円 | 0.9% |
分配金総額 | 2,469百万円 | 2,432百万円 | ▲1.5% | 2,454百万円 | 0.9% |
1口当たり分配金 | 2,234円 | 2,200円 | ▲1.5% | 2,220円 | 0.9% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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