(2016/12/15)
インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人が、第5期(平成28年10月期)決算を発表した。 第5期は、投資口の追加発行を行い「品川シーサイドイーストタワー」等オフィスビル5物件(取得額計492億円)を取得。これにより前期比52.4%増益。投資口数が50.4%増加するも、1口当たり分配金は2,733円と前期を1.3%上回った。 期末のポートフォリオは13物件、資産規模(取得額合計)は1,542億円、有利子負債比率は47.7%。 第6期(平成29年4月期)は「晴海トリトン」を売却する一方、「錦糸町プライムタワー」を取得予定。晴海トリトンの売却益783百万円が寄与し、前期比28.9%増益を見込み、1口当たり分配金は3,523円となる見通し。 なお、投資対象を拡大する方針を発表。現在は大規模オフィスビルに特化するが、昨今の不動産取得環境を受け、中規模オフィスビル、商業施設、住宅、ホテル、物流施設等をポートフォリオの30%以下の範囲で組み入れることを検討。1月開催予定の投資主総会の承認をもって決定する。
第5期実績 | 第6期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 5,684百万円 | 6,519百万円 | 14.7% |
当期利益 | 2,229百万円 | 2,872百万円 | 28.8% |
1口当たり分配金 | 2,733円 | 3,523円 | 28.9% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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