(2022/10/17)
Oneリート投資法人が、第18期(2022年8月期)決算を発表した。 第18期における物件取得はなし。期中平均稼働率は97.9%と前期より0.3ポイント低下した。前期に取得した物件が通期寄与する一方、固都税や管理費、資産運用報酬の増加により、前期比4.3%減益。業績予想に対し3.1%増益となっが、内部留保取崩額を予定より減額し、1口当たり分配金は7,120円と予想値と同額とした。 期末のポートフォリオは31物件、資産規模(取得額合計)は1,199億円、有利子負債比率は47.1%。 第19期(2023年2月期)は、期中平均稼働率97.9%、フリーレントを反映した実質平均稼働率は95.4%へ低下する想定。テナント入替えに伴う空室やフリーレント発生による減収や電気料金の増加により、前期比5.9%減益を見込み、1口当たり分配金は6,600円となる見通し。 第20期(2023年8月期)は、期中平均稼働率97.8%、フリーレントを反映した実質平均稼働率は95.0%へ低下する想定。引き続き電気料金の増加により、前期予想比8.7%減益を見込み、1口当たり分配金は6,030円となる見通し。
第18期実績 | 第19期予想 | 前期比 | 第20期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 4,516百万円 | 4,514百万円 | ▲0.0% | 4,535百万円 | 0.5% |
当期利益 | 1,882百万円 | 1,772百万円 | ▲5.8% | 1,618百万円 | ▲8.7% |
分配金総額 | 1,911百万円 | 1,772百万円 | ▲7.3% | 1,618百万円 | ▲8.7% |
1口当たり分配金 | 7,120円 | 6,600円 | ▲7.3% | 6,030円 | ▲8.6% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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