(2017/10/16)
Oneリート投資法人が、第8期(平成29年8月期)決算を発表した。 第8期における物件取得はなし。固都税や資産運用報酬が増加するも、Jタワーのテナント入居に伴う増収が寄与し、前期比2.3%増益。投資口2分割に伴い、1口当たり分配金は5,948円となった。 期末のポートフォリオは22物件、資産規模(取得額合計)は893億円、有利子負債比率は51.0%。 第9期(平成30年2月期)は、「大博多ビル」等3物件を取得、「Jタワー」を売却し、物件の入替えを行う。Jタワーの売却益724百万円が寄与し、前期比41.1%増益を見込む。売却益のうち100万円を内部留保とし、1口当たり分配金は7,860円となる見通し。またJタワーの売却代金を借入金の期限前返済に充当することにより、有利子負債比率は45.9%へ低下する見込み。 第10期(平成30年8月期)は、前期の物件売却益がなくなるため、前期予想比22.5%減益を見込み、1口当たり分配金は6,500円となる見通し。
第8期実績 | 第9期予想 | 前期比 | 第10期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 3,483百万円 | 3,848百万円 | 10.5% | 3,192百万円 | ▲17.0% |
当期利益 | 1,125百万円 | 1,588百万円 | 41.2% | 1,230百万円 | ▲22.5% |
分配金総額 | 1,125百万円 | 1,488百万円 | 32.3% | 1,230百万円 | ▲17.3% |
1口当たり分配金 | 5,948円 | 7,860円 | 32.1% | 6,500円 | ▲17.3% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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