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(2017/10/11)
Oneリート投資法人が、オフィスビル3物件を取得する。物件は、福岡市にある大博多ビル、さいたま市にある大同生命大宮ビル、東京都豊島区にある山上ビル。3物件の取得額は計158.5億円。 既に売却済のJタワーを含め、これらの取得及び売却により、ポートフォリオ全体の規模は808億円となる。資産規模は9.5％縮小するが、資産分散及びテナント分散を図るとともに、NOI利回りが改善する。また借入金期限前弁済に伴い一時的に金融コストが上昇するが、有利子負債比率の低下、借入期間の長期化、金利の低下によって財務の安定性を図る。 これらに伴い、第9期（平成30年2月期）業績予想を修正。Jタワーの物件売却益724百万円、3物件取得が寄与し、4月に公表した業績予想に対し37.8％増益を見込む。物件売却益のうち100百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は7,860円となる見通し。第10期（平成30年8月期）は、前期の物件売却益がなくなるため、前期予想比22.5％減益を見込み、1口当たり分配金は6,500円となる見通し。
| ＜取得＞ | ||||
| 物件名称 | 所在地 | 取得金額 | 還元利回り | 売主 |
| 大博多ビル | 福岡県福岡市 | 10,650百万円 | 4.60% | 合同会社SIAブリッジ2号 |
| 大同生命大宮ビル | 埼玉県さいたま市 | 3,000百万円 | 4.80% | 興銀リース（株） |
| 山上ビル | 東京都豊島区 | 2,200百万円 | 4.30% | 興銀リース（株） |
| 合計 | 15,850百万円 | |||
| 第9期予想 | （修正前） | 増減率 | ||
| 営業収益 | 3,848百万円 | 3,420百万円 | 12.5% | |
| 当期利益 | 1,588百万円 | 1,152百万円 | 37.8% | |
| 1口当たり分配金 | 7,860円 | 6,090円 | 29.1% | |
| 第10期予想 | （第9期予想） | 増減率 | ||
| 営業収益 | 3,192百万円 | 3,848百万円 | ▲17.0% | |
| 当期利益 | 1,230百万円 | 1,588百万円 | ▲22.5% | |
| 1口当たり分配金 | 6,500円 | 7,860円 | ▲17.3% |
| 1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
|---|---|---|
| 2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
| 3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
| 4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
| 5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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