(2017/04/14)
SIA不動産投資法人が、第7期(平成29年2月期)決算を発表した。 第7期は、投資口の追加発行を行い「グラスシティ元代々木」等3物件を取得。これにより前期比26.9%増益。投資口数が26%増加するも、1口当たり分配金は11,626円と前期を0.7%上回った。 期末のポートフォリオは22物件、資産規模(取得額合計)は893億円、有利子負債比率は51.3%。 第8期(平成29年8月期)は、固都税や資産運用報酬が増加するも、Jタワーのテナント入居が寄与し、前期比0.1%増益を見込む。投資口2分割により、1口当たり分配金は5,820円(分割前換算11,640円)となる見通し。 第9期(平成30年2月期)は、運用報酬の引下げを見込み、1口当たり分配金は6,090円(分割前換算12,180円)となる見通し。 なお、今後1年程度で資産規模1,000億円、2020年までに2,000億円を目指すために、スポンサーであるみずほ信託銀行及びみずほフィナンシャルグループとの連携強化を図る。また6月より投資法人の名称を「Oneリート投資法人」へ変更(5月開催予定の投資主総会の承認を前提)する予定。
第7期実績 | 第8期予想 | 前期比 | 第9期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 3,349百万円 | 3,454百万円 | 3.1% | 3,420百万円 | ▲1.0% |
当期利益 | 1,100百万円 | 1,101百万円 | 0.1% | 1,152百万円 | 4.6% |
1口当たり分配金 | 11,626円 | 5,820円 | - | 6,090円 | 4.6% |
※第8期より投資口2分割 |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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