(2016/10/14)
SIA不動産投資法人が、第6期(平成28年8月期)決算を発表した。 第6期は、大博多ビルを裏付資産とする匿名組合出資を行った。旗艦物件であるJタワーの主要テナント退去の影響を受け、前期比4.2%減益、1口当たり分配金は11,549円となった。 期末のポートフォリオは19物件、資産規模(取得額合計)は743億円、有利子負債比率は51.8% 第7期(平成29年2月期)は、投資口の追加発行を行い「グラスシティ元代々木」等3物件を取得。これにより資産規模(取得額合計)が893億円となる一方、有利子負債比率は低下する見込み。3棟の賃貸収益が寄与し、前期比21.4%増益を見込むが、投資口数26%増により、1口当たり分配金は11,120円と前期を3.7%下回る見通し。 続く第8期(平成29年8月期)は、固都税や資産運用報酬の増加により、前期予想比1.3%減益を見込み、1口当たり分配金は10,980円となる見通し。 なお、Jタワーの稼働率は第7期末に99.8%まで回復する予定。スポンサーサポートを活用し、現在3物件の優先交渉権を有しており、早期に資産規模1,000億円を目指す。
第6期実績 | 第7期予想 | 前期比 | 第8期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 2,967百万円 | 3,343百万円 | 12.7% | 3,427百万円 | 2.5% |
当期利益 | 867百万円 | 1,052百万円 | 21.3% | 1,039百万円 | ▲1.2% |
1口当たり分配金 | 11,549円 | 11,120円 | ▲3.7% | 10,980円 | ▲1.3% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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