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(2016/08/19)
SIA不動産投資法人（SIA）が、投資口の追加発行を行う。SIAの公募増資は2013年10月上場来初めてとなる。 発行口数は18,900口、オーバーアロットメントによる売出口数は945口。これにより発行後の投資口数は26.4％増の94,945口となる予定。調達額は約80億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金に充当する。 新たに取得する物件は、オフィスビル3棟。うち2棟は優先交渉権を行使する。3棟の取得額は計150億円。これによりポートフォリオ全体の規模は20％増の893億円となる。 これらに伴い、第6期（平成28年8月期）業績予想を修正。管理費等の減少を反映し、6月に修正した業績予想に対し1.4％増益、1口当たり分配金は10,900円となる見通し。 上記の投資口追加発行、3棟取得が反映される第7期（平成29年2月期）は、前回予想比28.5％増益を見込み、投資口数が増加するも、1口当たり分配金は11,000円と前回予想を1.7％上回る見通し。 第8期（平成29年8月期）は、固都税や資産運用報酬の増加により、前期予想比0.8％減益を見込み、1口当たり分配金は10,920円となる見通し。
| ＜取得＞ | ||||
| 物件名称 | 所在地 | 取得金額 | 還元利回り | 売主 |
| グラスシティ元代々木 | 東京都渋谷区元代々木 | 7,500百万円 | 4.50% | 合同会社SIAブジッッジ1号 |
| 御徒町CYビル | 東京都台東区上野 | 2,700百万円 | 4.50% | 非開示 |
| 名古屋伏見スクエアビル | 愛知県名古屋市中区錦 | 4,812百万円 | 4.80% | 合同会社名古屋伏見プロジェクト |
| 合計 | 15,012百万円 | |||
| 第6期予想 | （修正前） | 増減率 | ||
| 営業収益 | 2,959百万円 | 2,980百万円 | ▲0.7% | |
| 当期利益 | 818百万円 | 807百万円 | 1.4% | |
| 1口当たり分配金 | 10,900円 | 10,750円 | 1.4% | |
| 第7期予想 | （修正前） | 増減率 | ||
| 営業収益 | 3,343百万円 | 2,940百万円 | 13.7% | |
| 当期利益 | 1,044百万円 | 812百万円 | 28.6% | |
| 1口当たり分配金 | 11,000円 | 10,820円 | 1.7% | |
| 第8期予想 | （第7期予想） | 増減率 | ||
| 営業収益 | 3,427百万円 | 3,343百万円 | 2.5% | |
| 当期利益 | 1,036百万円 | 1,044百万円 | ▲0.8% | |
| 1口当たり分配金 | 10,920円 | 11,000円 | ▲0.7% |
| 1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
|---|---|---|
| 2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
| 3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
| 4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
| 5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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