(2025/09/16)
東海道リート投資法人が、第8期(2025年7月期)決算を発表した。 第8期は、投資口の追加発行を行い「みよしインダストリアルセンター」の底地等6物件を取得、「丸の内エンブルコート」の51%を売却した。支払利息や融資関連費用が増加したが、賃貸収入の増加、物件売却益21百万円が寄与し、前期比15.3%増益。投資口数が13.8%増加するも、1口当たり分配金は3,380円と前期比1.3%増となった。 期末のポートフォリオは29物件、資産規模(取得額合計)は608億円、有利子負債比率は48.1%。 第9期(2026年1月期)は、「Uni E'meal三重大学前」を取得、「丸の内エンブルコート」の残り49%を売却する。融資関連費用が減少するが、修繕費や資産運用報酬の増加により、前期比2%減益を見込み、1口当たり分配金は3,311円となる見通し。 第10期(2026年7月期)は、前期に取得した物件が通期寄与、修繕費が減少するが、前期の物件売却益がなくなること、固都税や融資関連費用の増加により、前期予想比3.4%減益を見込み、1口当たり分配金は3,200円となる見通し。 中期目標である資産規模2,000億円に向け、まずは早期に1,000億円を目指す。 内部成長及び外部成長により、1口当たり巡航分配金の目標を3,200円~3,350円に設定する。
第8期実績 | 第9期予想 | 前期比 | 第10期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 2,306百万円 | 2,307百万円 | 0.0% | 2,304百万円 | ▲0.1% |
当期利益 | 1,070百万円 | 1,049百万円 | ▲2.0% | 1,014百万円 | ▲3.3% |
1口当たり分配金 | 3,380円 | 3,311円 | ▲2.0% | 3,200円 | ▲3.4% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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