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阪急阪神リート投資法人が第33期決算を発表、1口当たり実績分配金は2,909円

(2022/01/21)

阪急阪神リート投資法人が、第33期(2021年11月期)決算を発表した。 第33期における物件取得はなし。修繕費や減価償却費の増加により、前期比3.3%減益となり、1口当たり分配金は2,909円となった。 期末のポートフォリオは31物件、資産規模(取得額合計)は1,695億円、有利子負債比率は43.9%。 第34期(2022年5月期)は「H-CUBE MINAMIAOYAMA」「コープこうべ協同購入センター西宮(底地)」を取得する一方、「スフィアタワー天王洲」を売却する。またラグザ大阪と北野阪急ビルのホテル部分のスポンサーとの固定賃料のマスターリース契約を、固定賃料を減額し売上連動の変動賃料を追加する体系に変更する予定。ホテル契約変更に伴う固定賃料やオフィスの賃貸収入が減少するが、物件入替えによる賃貸収益の増加、物件売却益計上により、前期比0.4%増益を見込み、1口当たり分配金は2,920円となる見通し。 第35期(2022年11月期)は、前期の物件売却益がなくなり、またホテル契約変更により固定賃料が通期減少するが、都市型商業施設の収益回復や、修繕費の減少等により、前期予想比0.7%増益を見込み、1口当たり分配金は2,940円となる見通し。

                                                                        
  第33期実績 第34期予想 前期比 第35期予想 前期比
営業収益 5,706百万円 5,680百万円 ▲0.5% 5,680百万円 0.0%
当期利益 2,022百万円 2,029百万円 0.3% 2,043百万円 0.7%
1口当たり分配金 2,909円 2,920円 0.4% 2,940円 0.7%

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