ケネディクス商業リート投資法人

ケネディクス商業リート投資法人が第2期決算を発表、1口当たり実績分配金（利益超過分配金含む）は6,846円

(2016/05/19)

ケネディクス商業リート投資法人が、第2期（平成28年3月期）決算を発表した。第2期は、期初に投資口の追加発行を行い「カリーノ江坂」等、商業施設及び底地計14物件の取得、既存物件1棟の増築（取得額計398億円）を行った。第2期は、前期よりも運用期間が短いが、物件取得による収益が寄与し、前期比25.6％増益。また事業用定期借地権の償却費の税会不一致を一時差異等調整引当額として計上し、第2期より利益超過分配を行う。運用日数の減少及び投資口数36.2％増加により、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は6,846円と、前期を7.7％下回った。期末のポートフォリオは33物件、資産規模（取得額合計）は1,316億円、有利子負債比率は38.3％。併せて、保有する「ウニクス伊奈」の飲食店棟を増築することを発表。平成29年1月に竣工予定。第3期（平成28年9月期）は、2期連続となる投資口の追加発行を行い「ホームセンターコーナン砂田橋店」等、商業施設及び底地の7物件（取得額計271億円）を取得。平成27年に取得した物件の固都税が計上される一方、物件取得による収益が寄与し、前期比1.8％増益を見込む。投資口数18.9％増加により、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は5,865円と、前期を14.3％下回る見通し。続く第4期（平成29年3月期）1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は5,897円と、前期予想を0.5％上回る見通し。