2008.10.29
分配金に関する税率は10%
他の収入と同様に、分配金にも税金がかかります。
税率は10%で、支払われる際に源泉徴収されています。つまり、株式の配当金と同様の課税体系です。したがって、例えば1口あたりの分配金が1万5000円の銘柄であれば、実際に受け取ることができるのは1万3500円となります。
なお、基本的に課税関係は源泉徴収で終わりますので、申告などの必要はありません。
ちなみに、現在の税率10%は、投資を促進しようとする税制変更によるもので、2008年12月までの時限措置となっていますが、この税率は延長される方向です。
また、J−REITの場合、「配当控除が認められていない」という点で、株式配当金に関する税制との間に大きな違いがあります。株式配当の場合は確定申告すれば、課税所得が330万円以下なら、源泉徴収されていた金額の一部が還付されます。しかし、J−REITの場合は配当控除率の適用がありませんので、確定申告をすると、少なくとも住民税率の分を追加して納付する必要があります。
つまり、J−REITの分配金に関しては、申告不要制度を利用した場合の税率10%が下限となるのです。