2007.03.28
外部成長のカギは不動産の取得パイプライン
このように内部成長が厳しい状況では、収益力を上げるには物件の追加取得(外部成長)がかかせません。
物件数が増えれば、個別物件の収益力の影響が小さくなりますので、それだけリスク分散につながることにもなります。
しかし、現在は、外部成長もまた困難になってきています。上場銘柄や私募ファンドが増加し、優良物件に対する取得競争が激化しているからです。このため、従来より高い金額を提示しないと物件を購入できなくなっている例も増えてきています。
「不動産を高価で購入する」ということは、「取得物件の利回りが低下する」ということを意味します。
このような状況から、最近では、不動産の取得パイプラインの確保に注目が集まっています。設立母体から不動産を安定的に取得できれば、競争に巻き込まれずに外部成長を図れるからです。
逆に設立母体が不動産をあまり保有していない銘柄は、「外部成長をどのように図っていくのか」という点が、投資のチェックポイントになります。