■一般事務は主に信託銀行が受託しているもちろん、J-REITに関わっているのは、資産運用会社だけではありません。J-REITは、上場することで投資主との多数の接点を持つことになります。具体的には、■ 上場や増資の際の投資口の販売■ 分配金の支払いや投資主の管理(名義書換事務)■ 上場会社としての決算業務(会計事務)などです。詳細に挙げるときりがないのですが、このような投資家との接点に近い業務は「一般事務受託会社」がおこなっていると理解してください。 これらの一般事務は、信託銀行が受託することが通例になっています。例えば、J-REITの購入後に住所を変更した場合は、J-REITが委託した信託銀行に対して手続きすることになります。 ただし、投資口の販売関係については、証券会社が担当します。J-REITは有価証券ですので、販売できる会社が証券会社に限定されているのです。■ほかにもある業務委託先 そのほか、J-REITの委託先としてあまり聞きなれない用語ですが、「資産保管会社」というものもあります。不動産を取得した場合、権利書が作成されますが、このような重要な書類を保管する会社です。現在上場しているJ-REITは、すべて信託銀行を資産保管会社としています。 また、J-REITの経理内容については、決算時に監査法人によってチェックされることになります。このように、多くの会社による運営でJ−REITは成り立っています。